快適にプレイするために…
- Config(cfg)について
config(cfg)とはconfiguration fileの略でプログラムにおける設定値の保存に使われるファイルです。
PC版CoD4ではこのcfgファイルのユーザー側での書き換えが容易になっており、定められた数値以内であれば好みに応じてゲーム中の表示やマップの色合いといった部分まで調節することが可能です。
設定項目の紹介は、「Settings」内の「CoD4-Settings」にて行います。
- サウンドカードについて
デスクトップPCに内蔵できるものと、USBで接続できるものがあります。
このサウンドカードを導入することによって、足音の聞き取りやすさ、定位の正確さなどが向上します。
更に、イコライザと呼ばれる周波数ごとの音の強弱の設定をすることによって、それ以上に聞き取りやすさを向上させることもできます。
- センシについて
この数値が高ければ高いほど視点を動かすのに必要なマウスの移動距離が短くなります。
数値が高い方から順に、ハイセンシ・ミドルセンシ・ローセンシと呼ばれます。
ハイセンシの場合、AIMが早い、すぐに振り向けるなどの利点がありますが、視点の移動距離に比べてマウスの移動距離が短いため、マウスポインタが飛ぶ・目標にAIMする際の微妙な調整が難しいなどといった欠点があります。
相手が頭一個分しか出していない状況などの時は、特に正確に撃つ必要が有るためその差が更に顕著に現れます。
ローセンシの場合振り向くのは遅くなりますが、目標を正確に狙うことが出来るし、マウスを動かした際のブレなども伝わりにくいです。
なので、初心者の方は是非ローから合わせていき、どんどん下げていって自分にあったセンシを探すという方法をおすすめします。
- マウス加速について
OS側の設定は初期状態ではONになっています。(コントロールパネル→マウス→ポインターオプション タブ→ポインターの精度を高める)
OS側の設定だけでなく、マウスの専用ソフトウェアやゲーム側でも加速のON/OFFを設定することが出来ます。
マウスを動かす距離と視点移動が同期しないため、最初はOFFにしてプレイすることをおすすめします。
- DPIについて
この数値が高いとポインタの移動速度が上昇します。
「センシについて」で解説したハイセンシの場合のポインタが飛ぶという現象は、主にこれが原因です。
OS設定やゲーム設定でのセンシ変更ははあくまでマウスの外側から無理やり変えていると考えてください。
そのため、マウスの挙動が狂ってしまうことが多々あります。
容易にOS設定やゲーム設定でセンシを変えるのではなく、DPIで変更するのが正しいセンシの合わせ方です。
- 回線について
この数値が低ければ低いほど、サーバーとの通信が良好であると言え、ゲーム内でのラグが少なくなります。
数値を下げるためには、「PCのスペックを見直す」「契約している回線を高速なものに変更する」「OS、ゲームの設定を変更する」「LANケーブルを変える」などの方法があります。
「PCのスペックを見直す」というのは、あまりにもスペックが低いPCでプレイすると、性能に引きずられて回線速度まで下がってしまうことがあるからです。
ゲームの推奨環境より上のスペックのPCであれば、滅多に下がることはないでしょう。
「契約している回線を高速なものに変更する」は、契約している回線がADSLやCATVの場合などに当てはまります。
ADSLは光回線に比べてデータの転送量が少なく、電気ノイズに弱いという欠点があります。
基地局からの距離が離れている場合の影響も著しく、低速回線になっている場合が多いです。
CATVの場合も光回線と比べると回線速度が遅いケースが多いです。
そのような場合、光回線に契約を変更することで回線速度が向上するはずです。
「OS、ゲームの設定を変更する」は「Settings」内の項目で詳しく説明します。
「LANケーブルを変える」というのは、ケーブルが古かったり長すぎて余っている場合の話です。
LANケーブルには速さのカテゴリがいくつもあり、古いケーブルだと高速回線をサポートしていないことがあります。長すぎてLANケーブルを束ねてしまうとケーブル内の導線が折れてしまったり、束ねている部分に磁界が発生したりして、データの伝達ロスの原因となります。
- fps(frame per second)について
基本的に、この数値が上限に張り付く状態でプレイするのが望ましいとされています。
fpsを出すために見直すのは、「ゲーム内の設定」と「グラフィックボードの設定」、「OS側の設定」の3つです。
その中でも前者の2つが特に重要です。
詳しい設定は、「Settings」の各項目で解説します。
後日追加予定です。